ドーベルマン2頭盗んだ女3人に懲役1年 執行猶予3年の判決
千葉県木更津市の住宅からドーベルマン2頭を盗んだとして起訴された女3人に対し、千葉地裁木更津支部は9月21日、いずれも執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

この事件は2022年5月、木更津市に住む男性の住宅敷地内からドーベルマンの親子2頭と首輪2つが盗まれたもので、動物愛護団体のメンバーだった高橋里衣被告、岡島愛被告ら女3人が窃盗と住居侵入の罪に問われていました。

 これまでの裁判で、3人はいずれも起訴内容を認めていて、検察側が懲役1年を求刑したのに対し、弁護側は「保護する目的だった」と情状酌量を求めていました。

 21日の判決公判で、千葉地裁木更津支部の谷池厚行裁判官は「窃盗をしてまで自身たちの望む飼育環境を実現しようとする動機は独善的というほかない」などと指摘したうえで、「事実を認めて反省の態度を示している」などとし、懲役1年執行猶予3年の判決を言い渡しました。

チバテレ(千葉テレビ放送)


犬吉猫吉編集部2022.09.28

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