桐生が岡動物園のレッサーパンダを公開 

 桐生が岡動物園群馬県桐生市宮本町3丁目)で、3月末からレッサーパンダ3頭の公開が始まった。幼稚園児らが訪れ、愛らしいしぐさに「かわいい」との歓声が次々と上がり、早くも人気者になりそうだ。

 市制施行100周年記念事業でレッサーパンダを導入した。繁殖目的の借り受け「ブリーディングローン」で、千葉市動物公園からオスのライム(7歳)、東京都多摩動物公園からメスのフラン(1歳)、北海道旭川市旭山動物園からメスのタオタオ(3歳)がやってきた。

 フランは屋外に出てきて、木やはしごを登ったり降りたりしていた。

 荒木恵司市長は3月25日の記念式典で「新たなシンボルとして末永く愛されるようにしたい。新型コロナで苦しんだ子どもたちが笑顔いっぱいになってほしい」と話した。レッサーパンダを見に祖母と来た高崎市の武田理央さん(6)は「初めて見た。かわいかった」と笑顔になった。

 動物園ではメスのアジアゾウ「イズミ」が長く人気を集めたが、2017年4月に推定61歳で死んだ。新たに見たい動物のアンケートをし、人気の高いレッサーパンダを導入した。ゾウ舎跡地に2階建てのレッサーパンダ舎を約1億7100万円で建てた。(柳沼広幸)

PETLIFE24事務局2022.04.15

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