鳥羽水族館でラッコ祭り始まる

鳥羽水族館三重県鳥羽市)で、「ラッコ祭り」が開かれている。ラッコについて紹介する展示をし、記念グッズや写真集も販売している。SNSでも人気のラッコについて広く知ってもらおうと企画した。

 同館にはメイと、1年前にアドベンチャーワールド和歌山県白浜町)から来たキラの2頭がいる。

 3月19日から5月9日までの「ラッコ祭り」では、企画展示室に、生態と39年間にわたる飼育の歴史を年表や標本で紹介するコーナーを設置。通路には大型写真を展示している。ラッコの姿をあしらった傘チャーム(傘の目印)、靴下、マグカップ(500?1430円)などを販売している。人気で館内の売店では品薄状態になっているという。レストランでは、特製カレー(1380円)も限定で出している。

 写真集は、職員が撮影した56枚で構成。2頭が仲良く寄り添う姿などが写っている。1200円。好評のため増刷を予定している。

 ラッコは1994年当時、国内の28施設に122頭が飼育され、鳥羽水族館には6頭がいた。しかし米国が輸出を禁止するなどしたため個体数は減少、現在は鳥羽水族館を含め、3施設に4頭となっている。

 グッズと写真集は、通販サイトでも販売している。

 写真集について鳥羽水族館は、朝日新聞の読者3人にプレゼントする。希望者は、はがきに連絡先を書き、〒517・8517(住所不要) 鳥羽水族館「朝日新聞・写真集」係へ申し込む。4月5日必着。(臼井昭仁)

PETLIFE24事務局2022.04.18

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