赤ちゃんザルに「ピース」命名 世界平和の願い込め 大分・高崎山

野生のサルを間近で観察できる大分市の高崎山自然動物園で1日、今年最初の赤ちゃんザルが誕生して「ピース」と名付けられた。ロシアのウクライナ侵攻などで不穏な国際情勢が続くさなか、世界平和の願いを込めたという。

 同園は2013年から、その年の最初に生まれたサルの名前を公募で決めている。今年は788票の応募があり、最も多かったのが51票の「ピース」だった。その他には「ヘイワ」などもあった。

 ピースは1日午前9時ごろ、群れが山から下りてきた際、母の「ネウタ」(23歳)にしがみついているのが確認された。性別は雄でネウタの第9子に当たる。ピースはネウタと共に午前9時?午後1時ごろ、サル寄せ場にいることが多いという。

 同園は8月までが出産シーズン。今年は約150匹の誕生を見込んでいる。【津島史人】

PETLIFE24事務局2022.05.18

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