劣悪な環境で多数の犬を飼育 販売業者の元社長ら2人を逮捕 元社長「犬にかわいそうなことした」
劣悪な環境で多数の犬を飼育していたとして長野県松本市の販売業者の元社長と従業員の男が逮捕されました。

4日、動物愛護管理法違反の疑いで逮捕されたのは、松本市の犬販売業者の元社長・百瀬耕二容疑者(60)と従業員の有賀健児容疑者(48)です。

2人は今年9月、松本市中山の施設で犬を劣悪な環境で飼育して衰弱させたほか、病気にかかった犬を適切に保護しなかった動物愛護管理法違反の疑いが持たれています。

警察は9月に家宅捜索を行い、捜査を進めていました。

警察によりますと、百瀬容疑者らは松本市の2つの施設で小型犬を中心に合わせて940匹を飼育していて、容疑の対象となった中山の施設では約450匹を飼っていました。

しかし、1つのケージに複数の犬を入れ排泄物も処理しない状態で、450匹全てが何らかの病気にかかっていたと見られ、中には失明や呼吸困難になっていた犬もいたということです。

警察は、2人の認否について明らかにしていません。

逮捕前に取材に答えた百瀬容疑者は「犬が増えすぎ、従業員も足りなかった。犬にかわいそうなことをした」などと話していました。

長野放送

PETLIFE24事務局2021.11.12

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