知ってた?実はエリザベス女王が生み出していた「犬種」
大の犬好きとして知られるエリザベス女王は、特にコーギーがお気に入り。そのことを知っている人は多いはず。でも、実は女王がある犬種の誕生に関わっていたことを知っていた人は、どのくらいいるだろうか?

そのハイブリッドの犬種は、コーギーとダックスフントの交配によって生まれた「ドーギー」。女王が飼っていたコーギーの「タイニー」と、妹のマーガレット王女が連れてきた「ピップキン」の間に図らずもできたのが、最初の1匹となる。

そして、この子犬を気に入ったロイヤルたちはそれから数十年、この2つの犬種の交配による繁殖を行ってきた。

1952年に即位して以来、エリザベス女王が飼ってきた犬は、30匹以上とされている。2007年にはコーギーを5匹(モンティ、エマ、リネット、ウィロー、ホリー)、コッカー・スパニエルを5匹(ビスト、オクソー、フラッシュ、スピック、スパン)、さらにドーギーを4匹(サイダー、ベリー、ヴァルカン、キャンディ)を飼っていたそう。

2012年に開催されたロンドンオリンピックでは、
ダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドがバッキンガム宮殿に女王を迎えに行き、会場までの移動に随行する様子を描いた映像が公開されたが、そのなかにはコーギーのモンティとウィロー、ホリーも登場している。

故フィリップ殿下が体調を崩して入院していた今年3月には、女王が寂しい思いをしないようにと、次男のアンドルー王子が新たに2匹のコーギーをプレゼントしたとのこと。女王はこの2匹に、自身の母エリザベス王太后が幼少期を過ごしたスコットランドに敬意を表して、「ファーガス」と「ミュイック」と名付けたという。

だが、ファーガスには生まれながらに心臓に欠陥があり、生後わずか5カ月で死んでしまったそう。その後、フィリップ殿下が存命であれば100歳の誕生日を迎えていたはずの今年6月には、家族から女王に、また別のコーギーが贈られている。

「ドーギー」という犬種の誕生にかかわっていたエリザベス女王は、動物を自ら飼育しているだけでなく、イギリスの領海に生息するすべてのイルカと、特定の地域に生息するコウモリの群れなども所有している。

PETLIFE24事務局2021.10.08

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