【独自】犬・猫同伴で空の旅、スターフライヤーが10月に検証フライト…乗客の反応確認へ
スターフライヤー(北九州市)は、ペットの犬や猫と一緒に搭乗できるサービスを導入する方針を固めた。10月に検証フライトを行い、年明けにも羽田と北九州や福岡を結ぶ路線で導入したい考えだ。コロナ禍で搭乗率が落ち込んでおり、新たな需要を掘り起こす。

検証フライトは10月上旬に、羽田―北九州線で1日1往復する予定で、ペットは専用ケージに入れて最後列の座席に置く。小さめの犬と猫が対象で、空港内や機内でケージから出したり、餌を与えたりすることはできない。

ペット同伴で搭乗できるサービスは国内の定期便では初めてとみられる。本格導入後は、飼い主がペットの隣に座れるようにする方針で、ペットの特別料金などは今後、検討する。

ペットの同伴は、欧米や韓国では普及しているが、においや鳴き声を嫌う乗客もいるため、国内の航空各社は導入に慎重だ。スターフライヤーは検証で乗客の反応を確認し、導入するかどうかを最終的に決める。

 国内線でペットは貨物室に載せるのが一般的だが、機内で体調の変化などが分からないため、旅行そのものを断念する飼い主も多い。スターフライヤーはその分、新たな需要が見込めるとみており、搭乗率の改善と特別料金の加算による客単価の引き上げにつなげたい考えだ。

PETLIFE24事務局2021.09.27

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