よき香りにゃ 猫城主さんじゅーろーに茶の新製品
備中松山城(岡山県高梁市)の猫城主として人気の「さんじゅーろー」にこのほど、JA晴れの国岡山びほく統括本部からティーバッグの新商品が献上された。

 市内には標高350?400メートルの地点に約3・5ヘクタールの茶畑がある。昼夜の寒暖差があり、うまみが強く、まろやかな甘みがあるのが特徴。江戸時代には、備中松山城主に献上されたという記録があるという。

 同JAでは今年2月、「高梁ぢゃ」としてブランド化。岡山弁の「じゃ」をかけ、パッケージには「茶」に濁点を付けた文字を使う。新商品は煎茶、玄米茶、ほうじ茶の3種類あり、各10袋入り。さんじゅーろーが湯飲みを持つイラストが入る。それぞれ540円で、城近くの城まちステーションなどで販売されている。

 同本部から冷茶などを献上されたさんじゅーろーは、コップに顔を近づけて香りを確認。「江戸時代からわが城下では茶葉の生産に取り組んできたにゃん。このお茶が国中の至福の一杯になったらぼくもうれしいにゃん」との言葉が代読された。(菅野みゆき)

PETLIFE24事務局2021.08.11

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