「ネコはマタタビが好き」この説は江戸時代の浮世絵に描かれているほど太古から常識だ。

しかし、ネコがすりすりと体にマタタビをこすりつける明確な理由については解明されていなかった。

岩手大、京都大、名古屋大などの研究チームが実験を経て理由を突き止めたという。

マタタビの成分を分離し、各成分をネコに嗅がせると、「ネペタラクトール」という成分に反応を示した。

さらに、この「ネペタラクトール」は蚊を寄せ付けない効果があることが同時にわかった。

研究チームはこのことからネコは寄生虫フィラリアや病気を運ぶ「蚊」をよけるための本能的な行動である。と結論付けた。

では、ネコがマタタビを嗅ぐと起こる「陶酔状態」については…？

これについてはまだまだ関連性はわかっていない。

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