千葉市動物公園 「子ども動物園」3月に閉鎖 “さよなら”イベントも 跡地に森林ゾーン
 千葉市若葉区の市動物公園は、動物と触れ合える展示場「子ども動物園」を3月26日で閉鎖し、新ゾーン「森林ゾーン」として再整備すると発表した。触れ合い事業など子ども動物園の機能は、園内の「ふれあい動物の里」で引き継ぐ。同公園は閉鎖日まで“さよならイベント”を開催している。

 子ども動物園は、1985年の同公園開園当初からある展示場。ヤギやヒツジと触れ合えるコーナーのほか、フンボルトペンギンなどを間近で見られるコーナーなどを設けている。ふれあい動物の里もポニーの乗馬体験などができるエリアとして2016年にオープン。似た機能を持つエリアが重複していたため1カ所に集約し、森林ゾーンの用地を確保した。

 森林ゾーンの整備は、同公園が14年から取り組むリスタート構想の一環。子ども動物園跡地のほか、モンキーゾーンと動物科学館のあるエリアも利用して、サル類を中心に熱帯雨林に生息する動物の展示を予定している。

 現在の鳥類・水系ゾーンも「湿原ゾーン」として再整備予定。同園で人気の
ハシビロコウなど湿地に生息する動物を中心とした展示を行う。

 子ども動物園の閉鎖に伴うイベントでは、園内の動物科学館で開園当時からの写真を掲示するほか、毎週末にはフンボルトペンギンなどへの餌やりイベント、テンジクネズミとの写真撮影会などがある。詳しくは同公園ホームページ。

 同公園の担当者は「子ども動物園の歴史を振り返る。子どもだけでなく、大人も懐かしめる内容になっているので、ぜひ訪れてほしい」と呼びかけている。

PETLIFE24事務局2023.01.27

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