「ひるおび」ウサギ飼う人増加の放送にネット“反論”「命への責任をもっと伝えて」「躾はできません」
 TBSひるおび!」(月?金曜前10・25)の11日の放送で、今年の干支にちなんだウサギをペットとして飼う人が最近、増えていることを伝えた。インターネット上では、放送の内容について“反論”の声が出ている。

 番組では、ウサギ専門の
ペットショップうさぎのしっぽ」で、コロナ禍の2020年にウサギの売り上げが前年比52%増で、ペット保険のウサギ契約件数も19年から増えていることなどを放送。また、需要増の要因として「長引くコロナ禍での生活に、ペットに癒しを求める」「鳴くことがなく、(外を)散歩する必要がない」「しつけもできる」ことなどを挙げ、「うさぎのしっぽ」取締役専務の蔵並秀明氏の「捕食されるされる側の動物として、無臭で、明け方や夕方に活動的で人の生活サイクルに合う」というコメントも紹介。若林有子アナウンサーは「生き物ですので注意点、気を付けなければいけないところというのもたくさんあります」とし、「ウサギというのは味覚が発達していて、おやつを喜ぶんですけれども、それでついついたくさんあげすぎてしまうのは注意が必要ということです。寿命は8?10年。ネットにも情報はたくさんありますが、困ったら専門家を頼って相談してほしい。正しい知識を持って責任ある飼育をしてください」と注意点を挙げた。

 近年、ペットのウサギが捨てられるケースが増え、犬や猫だけでなくウサギの多頭飼育崩壊の例もあるだけに、この放送にインターネット上では「うさぎは躾はできません!!」「ひるおびでうさぎは飼いやすくて躾もできるって言ってたけどやめてくれ……躾なんてその子の性格次第。できるって言い切らないで欲しいし良いことだけ言わないでくれ」という意見のほか、「今回は飼育の大変さや捨てうさぎの厳しい現状などは扱われませんでしたが、うさぎに興味を持ってくださった方が正しい知識を持って責任を持って飼ってくださることを望みます」「うさぎの大変な所ももっと伝えないと、簡単に飼う人→捨てになるからダメ」「メディアが軽々しくこういう報道をするのは本当に害しかない。犬猫に比べ、鳴くことがなく散歩の必要がない、基本的に無臭、というのが大きな理由だそうだが、飼育は同様に大変。命への責任をもっと伝えてほしい」という“反論”の声が上がっている。


PETLIFE24事務局2023.01.16

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