水前寺競技場にペット同伴避難所 熊本市、台風14号で初開設
熊本市は、台風14号の接近に合わせ18日から中央区の水前寺競技場にペット同伴避難所を初めて開設した。最大で27世帯57人、犬と猫計37匹が身を寄せた。競技場によると、犬が鳴き続けるようなこともなく、苦情や大きなトラブルはなかった。

市動物愛護センターの職員4人が対応し、犬と猫はケージに入れて1階の通路でエリアを分けて避難。飼い主はペットのそばや会議室などで一夜を過ごした。

競技場の塩澤徳朗所長(62)は「大きなトラブルはなかったが、競技場は防風設備が乏しく、すきま風や風音が大きかった。スペースも限られており、障害や持病のある避難者やペットの受け入れなど、きめ細かい対応がどこまで可能か課題も見えた」と話した。

市が昨年協定を結んだ九州動物学院(中央区)にも、37世帯72人、犬と猫計60匹が避難した。(前田晃志)

犬吉猫吉編集部2022.09.27

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