停電防止で伐採した木を動物の餌に 九電が動物園に寄付
九州電力グループは、停電を防ぐために伐採した木の枝を動物の餌として役立ててもらおうと、北九州市の動物園に寄付しました。

この取り組みは九州電力グループが環境に配慮した事業活動につなげようと企画したもので、5日は、小倉北区の動物園「到津の森公園」に3トントラック1台分のシイの木の枝が届けられました。

木の枝は午前中に門司区で伐採されたばかりだということで、早速、ゾウに与えられ、ゾウは長い鼻を使って器用に食べていました。

グループでは倒木などによる停電を防ぐため県内各地で送電線の周辺の木を伐採していて、動物園では、今回、届けられた木の枝をキリンやサルの餌としても活用するということです。

九電送配サービス小倉サービスセンター長の堂領勇一さんは「私たちの仕事は電力の安定供給を通して地域に貢献することだが伐採した木を使ってもらうことで地元の役に立ててうれしく思う」と話していました。

動物園によりますと、ことしは物価高騰の影響で動物の餌代も去年より2割から3割ほど上昇しているということで、到津の森公園飼育展示係長の※タカ橋能理子さんは「エサ代が高騰する中で、こうした生のエサがあれば牧草も節約できて動物のためにもいいのですごく助かります」と話していました。

PETLIFE24事務局2022.07.15

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