老犬や病気の犬に幸せな余生を 別府市の片山さん、シェルター開設へ
譲渡先が見つかりにくく殺処分されることが多い老犬や傷病を抱えるなどした犬を保護し、最期まで手厚くケアする動物シェルター「ハッピー1(ワン)」が6月、大分県別府市内竈にオープンする。同市の「里親の会」代表を務めるなど20年以上にわたり犬の保護活動に取り組む同市富士見町の片山真喜子さん(58)が今年、一軒家を購入し改装。犬が快適に過ごせる環境を整えた。
 シェルターは木造2階建てで延べ床面積は158平方メートル。約20匹の犬に対応できる。鳴き声対策の二重窓や、皮膚病の治癒に効果があるとされる温泉を引いた浴室などを備える。

現在、保護した14匹の犬とマンションで暮らす片山さんは犬中心の生活。動物病院への通院や散歩、介助などに追われ、2時間ほどしか眠れない日が続くことも珍しくない。「病気で数週間しか生きられないと言われた犬でも、治療とケアをしっかりすれば、そこから10年近く生きることもある」。片山さんにとってシェルター開設は長年の夢だった。
 介護が必要になった途端、その煩わしさから逃げ出したり、皮膚病を患った犬を「見た目が悪く恥ずかしい」との理由で手放す飼い主もいる。片山さんは「犬の老後まで見据えて飼育を決断してほしい」と呼びかける。
 飼い主の高齢化が進み、世話が難しくなったり、犬を残して亡くなるケースも増えている。「個別に訪問し飼い主に代わって世話をするなど、ペットとの将来に悩む高齢者の力にもなりたい」と片山さん。「手厚いケアで、犬たちに幸せな余生を過ごさせてあげたい」と意気込んでいる。

PETLIFE24事務局2022.06.02

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