【長崎県】ペンギン水族館で企画展

 長崎市の長崎ペンギン水族館で、特別展示「春が旬だぜ?マダイ?」が開かれている。長崎県はマダイの漁獲量が全国1位。春になると色づき、「桜鯛」とも呼ばれるマダイの魅力に迫っている。

 季節ごとに旬の魚を紹介する年間企画「長崎の魚はうまかばい!」シリーズの第4弾。昨年6月からハモ(夏)、サバ(秋)、トラフグ(冬)と続き、今回マダイで「最終回」を迎えた。

 水族館によると、マダイは水深200メートルより浅い岩礁域や砂泥域に生息。産卵期は3?4月で、メスは体全体が桜色になり、オスは顔に白い点々模様が現れる。「エサをたくさん食べて栄養を蓄えるため、脂が乗っておいしくなる」と飼育展示係の岡部敬斗さん。

 今回の企画に合わせ、近くの養殖業者から7匹を譲り受けた。水槽前に掲示したパネルでは、体が桜色に染まる理由や、天然と養殖で異なる鼻孔の数、タイの形状に似ていることから「鯛中鯛(たいのたい)」と呼ばれる肩の骨など、マダイにまつわるエピソードを紹介。岡部さんが祖母から教わった「鯛茶漬け」のレシピも配布している。5月31日まで。(三沢敦)

PETLIFE24事務局2022.04.05

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