線虫を使った犬のがん検診開始へ‥
線虫の特性を活かしてがんの検査を手がけるベンチャー企業が来月から犬のがん検査を始めるのを前に、11日、服部知事を表敬訪問しました。

福岡県庁を訪れた、
九州大学発のベンチャー企業「HIROTSUバイオサイエンス」は2020年、がん患者の尿に反応する線虫を使った検査を世界で初めて実用化しました。

これまでにおよそ35万人が検査をしています。

がんが発症する仕組みは人間も犬も同じであることに着目し、今年3月、福岡市の
動物病院などと共同で愛犬用のがん検査キット「NーNOSEわんちゃん」を開発しました。

福岡県は、人や動物の健康と環境の健全性を一体的に守る“ワンヘルス”を推し進めていて、服部知事は「生活に潤いを与えるペットの命を大切にすることはワンヘルスにあたることは言うまでもない。犬が早期検査をすることは非常にいいことだ」と期待を寄せました。

「NーNOSEわんちゃん」は、犬の尿1滴でがんの有無を判別することが可能で、来月から検査を始めるということです。

九州朝日放送

PETLIFE24事務局2023.04.18

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